のだめカンタービレ 最終楽章 後編 [な行]
『のだめカンタービレ』劇場版2部作の後編。
うんうん。後編は面白かった。
のだめが音楽にも恋愛にも悩む姿が心情豊かに描かれていました。
そしてそんなのだめに振り回されながらも彼女の将来を考える千秋も素敵。(^^)
前半には峰くんときよらも、ちゃんと描かれていて脇役もきっちり押さえていたと思います。
(好きなくろきんカップルの出番が少ないのは仕方ないか)(^^;)
ポップでカラフルに作られているところも好感度大。
アニメやCGとの融合は映画ならではのスケールアップだと思うけど、ここまでやる必要性はあまり感じない。(^^;)でもヨーロッパが舞台だと本当に豪華な感じ。峰くんたちと観光しているシーンは面白い見せ方だと思いました。
ただやっぱり竹中直人のシュトレーゼマンとエリーゼは違和感が!
それから、なだぎ武はふざけすぎでしょう。(^^;)
ネコナデ [な行]
中年企業戦士の捨て猫飼育格闘物語を描いたハートフルドラマ。
大杉漣が冷酷な人事部長でありながら、実は癒しを求めているという
サラリーマンを熱演。
公園でうっかり拾ってしまった子猫を研修会館でこっそり飼い
自社製品のロボットカメラで子猫を観察している姿が哀愁漂う。
ありえないような新人研修や人事での恨みなど
ドロドロとした企業と、子猫のあまりのかわいさとのギャップが
上手く調和していたような気がします。
それにしてもトラ!かわいすぎ!
もうこの映画それだけで十分かも。(笑)
でも、ヒラヤマンはどうなってしまうのだろうか。(^^;)
鬼塚の奥さんが何も言わないのに、何でも知っている風で
見守っているのが良かったな。(^^)
映画『ネコナデ』公式ガイドブック ココロが疲れた時に開く肉球セラピー本 癒し占い「ネコナデ」フォトブック (TOKYO NEWS MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: ムック
252 生存者あり [な行]
史上最大規模の台風に立ち向かうハイパーレスキュー隊員たちの姿を描いたパニックドラマ。
巨大台風が発生した首都圏が舞台。
もうこういう映画には欠かせない伊藤英明。(笑)
確かにハマリ役ではある!
けど今回は山田孝之や木村祐一が演じた生き残りの人たちが人間くさくて良かった。
ただ・・・あれだけの災害、新橋以外も大変なことになっているだろうに
レスキューがそこだけピンポイントで活動していたり
自衛隊や政府はどうしたんでしょうね・・・?
気象庁の人が来てアドバイスするのもなんか変じゃない?
と、突っ込みどころは満載なもののまぁ面白かったです。
ラストは多分そうでしょうね。。。
と読み通りでしたけど、あれは手前で終わったままのほうがもしかしたらリアルだったんじゃぁ?
とも思います。(^^;)
2012 [な行]
2012年12月21日--世界が終わる。
全世界60億人が直面する「世界終末の日」。
映像はスゴイんだけどね~。
でもなんだろ。映像、キレイすぎて全然リアリティない感じ。(^^;)
いかにも作りもの映像。
人類全員が助からないの前提だと、こうなるのかなぁとは思うけど
金持ちだけ助かるのはひどい話だ。
でも、お金ないと箱舟も作れないしね。
主人公が家族とともに箱舟までたどり着こうとする訳ですが
全てにおいてギリギリの脱出劇でいかにも映画的なので
そこらへんも全然リアルじゃないんですよね~。
プロのパイロットでも難しいであろう操縦もパスするし
最後の最後までゲームみたいな映画でした。
でも、オロオロするジョン・キューザックはハマリ役。(笑)
20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 [な行]
20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 Blu-ray (本編BD1枚+特典DVD1枚)
- 出版社/メーカー: バップ
- メディア: Blu-ray
浦沢直樹のコミックを映画化した全3部作の最終章。
世界は世界大統領となった“ともだち”に支配されていた。
そんな中、ヨシツネの下を離れたカンナは“氷の女王一派”を束ね、武装蜂起を企てていた。
注)ちょっぴりネタバレあり
「ともだち」って誰なんだよ~?と気になるので観ましたが
なんだろう、このすっきり感のなさは・・・?(^^;)
私の理解力が足りないだけかもしれませんが、話を難しくしすぎな気がする。
いろんな伏線があったものの、最後になるほど~となるものがあんまりなかった。
結局「ともだち」って新キャラっぽい扱いじゃない?
今までの「この中にいるのか?」というドキドキ感が無意味だった喪失感。
ひっぱってひっぱって、最後にコレか・・・・
浦沢直樹の他の漫画にも同様な気持ちになったので、こういうのがお得意ってことなのかなぁ。
みんな「ともだち」を信じているわりに、世界滅亡の予告当日に
普通に仕事したり、外出したりしているのもなんでしょうね?(^^;)
それにしても、あんな変な髪型しているのに「ショーグン(オッチョ)」はかっこいいなぁ。(^^)/
あと中学時代のケンヂとともだちもかわいかった!
3部作の中であれだけの登場ってのがかわいそうだけど。(笑)
のら猫の日記 [な行]
孤児のローは、妹のマニーを引き取り先から誘拐し、ふたりで奔放な旅を続ける。
ある日、自分の妊娠に気づいたローは、ひとりの中年女性を誘拐し自らの世話をさせようとする。
スカーレット・ヨハンソンの初主演作。
タイトルに魅かれて観ましたが、「のら猫」はどこにも出てきませんでした・・・(^^;)
まぁ、この孤児の姉妹が野良猫生活をしているわけですが。
姉のローが、お姉さんぶってリーダーをしているけど
実際は妹のほうがかなり利口で、なにもかもを理解していて
それでいて大好きな姉を立てている。
そんな大人びている妹役のスカーレット・ヨハンソンがハマリ役で、かつかわゆい!(^^)
中年女性を誘拐するという設定も面白いし、そこから3人の生活、信頼関係などが
生まれてくる過程も面白い。
ただ、誘拐された女性の過去の描写がわかりずらいのが残念でした。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 [な行]
『のだめカンタービレ』の劇場版2部作の前編。
テレビドラマ→ドラマのヨーロッパ編からの続きとなっているようです。
なので、舞台はもちろんヨーロッパ!
千秋がマルレオケの常任となり、のだめはコンクール間近。
こちらの前編はドラマのダイジェストシーンが長すぎで寝そうになりました。
ドラマを観ていない人のためだとは思うけど、
長い物語があのダイジェストだけでわかるものか不明。(^^;)
あとドラマのヨーロッパ編でも思ったけど、
よくこれだけ日本語話せる外人タレントを集めたな~とか思う。(笑)
でも、竹中直人みたいに日本人を無理やり外人に仕立てて、変な日本語を話させたり、
外人タレントが普通に日本語話してたり、本物の外人俳優は吹き替えだったり・・
とやっぱり違和感がありまくりでした。
のだめが号外を出すシーンなんかも映画ならではのスケールで描かれていたけど
ここまでやる必要があるんだろーか。
そもそもやっぱりドラマレベルで良かったんじゃ・・と思ってしまいました。
音楽はいいんだけどね。
後編も期待しないで観ます。
- アーティスト: のだめオーケストラ,エデルマン(セルゲイ),ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ,ラン・ラン,東京フィルハーモニー交響楽団,池田昭子,太田雅音,金子鈴太郎,小山清,ペク・ジュヤン
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: CD
映画「のだめカンタービレ最終楽章前編」ガイドブック (講談社MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: ムック
20世紀少年<第2章> 最後の希望 [な行]
全3部作の第2章。“血の大みそか”から15年後の西暦2015年。
ケンヂの姪・カンナは、ユキジに面倒を見てもらい高校生に成長。
一方、生き延びた秘密基地のメンバーたちは、それぞれ密かに戦いを続けていた。
一作目も「漫画っぽくて現実味なし」と思っていたけど
さらに漫画になりました。ありえない部分が多くてつっこみどころ満載。(笑)
今回はケンヂくんはほとんど出演なし。
カンナちゃんが主役のようです。
それはそれで中盤としては面白い設定かなと思いました。
カンナと同級生の女の子がコミカルに描かれていましたが
あんまりギャグ要素のないお話しなので、笑うとこなのか微妙。
「ともだちランド」の小池栄子率いるチームも笑うとこなんでしょうか。
そうは言ってもさらに続く謎解きと「ともだち」の正体、
結末を知りたい気持ちにさせるのは上手いな~と思います。
早いとこ最終章観たいな。
ニューヨークの恋人 [な行]
現代のキャリア・ウーマンと19世紀の公爵の恋を描いたラブ・ストーリー。
注)ラストのネタバレあり
予備知識なしに観たので、タイムトラベルものだったのに驚きました。
現代のニューヨークで公爵とキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)が
出会うんですが、2人の魅かれあうシーンがちょっと短いような気が・・・
ケイトが昇進の道を捨て、今までの人生を全てなくしてもいいと思えるほど
公爵を愛したように見えないんだけど。(^^;)
まぁラブコメだから、こんなものですかね。
それにしても公爵役のヒュー・ジャックマンが
かっこよすぎです!!
ラブストーリーでも断然いけますね~。
馬車の馬を借りて泥棒を追いかけるシーンが好きです。(^^)
20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり [な行]
浦沢直樹のコミックを映画化した全3部作の第1章。
冴えない毎日を送る青年・ケンヂは、「ともだち」と呼ばれる謎の教祖率いる教団が
引き起こす事件が子供の頃に作った「よげんの書」とそっくりであることに気付く。
原作は気になってはいたものの未だ未読です。
自分が子供の頃に作った「よげんの書」と世の中で起きていることが同じ
という設定は面白いものの、実写化してしまうと現実味が全然ないですね。(^^;)
ただ「ともだち」が誰なのか(同級生までわかっているなら調査できそうなものだけど)
かんなはどうなるのか、お姉さんと「ともだち」の関係など謎の答えと先は気になる。
3部作だから2作目も謎はそのままというか増えるだけなのかなぁ。
と思うと先が長い・・・・
キャストはベテランばかりなので良かったです。