セクシーボイスアンドロボ [テレビドラマ]
2007年放映。松山ケンイチ・大後寿々花主演のコミカルアクション。原作は、黒田硫黄による同名のコミック。
原作は未読です。松山ケンイチがドラマ初主演で、けっこう評判がいいので観てみました。
設定としては古臭いのかもしれないけど、そこがまたレトロな感じで良いし、原作とは全然違うらしいけど、オープニングにはちゃんと原作の絵を取り入れていたり、「ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ・・」っていう音楽もすごく耳に残りました。
女好きのロボットおたくのロボに松山ケンイチ、どこか冷めた感じだけど、本当は心に秘めたものを持っている七色の声を操る女子中学生ニコに大後寿々花。この二人のでこぼこコンビが面白くて、はまり役だったと思います。
2人がスパイとして(?)いろいろなミッションを毎回こなしていくのですが、やりたいわけではなくなりゆきでそうなるだけで、ミッション終了したら、はい終わり!というわけではないところが良かったですね。
ターゲットとなる犯人(らしき人)の抱えた問題、それをどうしたら良いのか?を毎回2人は自分たちで考え、解決していく・・・。そんな人間ドラマがテーマです。
そして空しくラストを迎えることが多いのも、こういうドラマでは珍しいのでは・・。
「みんな世の中になにかしら関わって生きている」とか「忘れたからってなかったことにはならない」とか、けっこう重みのあるセリフも満載です。
個人的には最期の願いをかなえてあげる3人の看護師、プッチーニの話が好きでした。ロボも本当の恋に目覚めたりしていつもとは違う感じで良かったです。
当時は低視聴率だったそうですが、脇役、ゲストともに豪華だし、なんで??っていうくらい面白い&良いドラマでした。(^^)
一番疑問だったこと→カズミちゃん、そんなにかわいい・・・・?(^^;)
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