イニシエーション・ラブ [あ行]
乾くるみのベストセラー小説を堤幸彦監督が映画化。1980年代後半の静岡と東京を舞台に、Side-AとSide-Bの2編で綴られるラブストーリーが、物語の最後で全く別の意味を持つミステリーへと変貌する。
えっと・・・別にミステリーではないと思うんですけど(^^;)
というところがちょっと騙されたかな・・・・。
原作は未読です。
ネタバレしないで、感想を!というと、ヒロインの前田敦子がハマリ役で、80年代ファッションもめっちゃかわいかった!!対する東京での恋人役の女優さんはめっちゃキレイで、ツンデレ具合が良い感じでした。
それから、BGMで流れる80年代ヒットソングも懐かしすぎて、なんだか恥ずかしくなるほど(笑)
静岡舞台のSide-Aと東京舞台のSide-B、どちらもありがちな恋愛ドラマです。
後半にネタバレ感想をちょっと入れておきます~~。観てない人は見ないようにね!!
イニシエーション・ラブ -あの頃カーステから流れていた80'S BEST HITS-
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2015/05/20
- メディア: CD
注)ここからネタバレありいろんなところに伏線がはってあったけど・・・。
Side-Aでの「タック」はちょっとバレバレだよね。(^^;) 誰かと二股、もしくは元彼がいたのがはっきりわかってしまう。
そして、Side-Bに移ったところで・・・。いくら痩せても顔は変わらないだろ!オイ!と突っ込みを入れたくなってしまいました。そんでもって違和感あるのは性格です。Side-Aの彼とSide-Bの彼じゃ性格や考え方が違いすぎるなーと・・・・。でもそこは、うまく同人物に見せかけてSide-Bに移ったので、時間的にも後かも?と考えてしまうと、1年以上付き合ったら、最初のトキメキもなくなってしまうのかなと、うまく観客を誘導している!
マユの呼び方も同じ手法。これも、マユちゃん→マユ(呼び捨て)に移行されたとの見せかけ。
そこらへんの仕掛けがすごく上手くて感心しました。
あと、違和感あったのはマユの服装です。Side-Bで彼が買ってくれたワンピース。あれ?Side-Aで着ていた気がするなーと・・・・。ここらへんはファッション好きな女子ならけっこう気づいてしまうんじゃないかな?
同じ時間軸で、2つの物語でヒロインが一緒ということでしたが、違和感あるわりにはほとんど気づけなかったし、かわいこぶりっこのマユのしたたかさがあとでジワジワと怖さを増していきますね。あ、これがミステリーなのか。(笑)面白かったです。(^^)
それにしても、指輪返されてるんだから、終わってるでしょ・・・。気づいて・・・。
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