バレット [は行]
シルベスター・スタローンとウォルター・ヒル監督が初タッグを組んだアクション。殺し屋として裏社会を生きてきたジミーは、何者かの陰謀により相棒を殺されてしまう。復讐を果たすため彼は、敵でもある刑事のテイラーと手を組むことに。
スタローンの殺し屋と韓国人刑事の異色コンビ!
事件を追っているテイラー刑事、真面目~な感じはいいんだけど、序盤で本職の刑事(警官?)に殺されそうになった時点でなにか気づいてほしいところ・・・(-_-;)
躊躇なく悪党をばんばん殺すスタローンと、それを否定する刑事のコンビはまぁ面白かったけど、女がらみがもう恋人じゃなくて、娘っていう設定でなんかちょっと泣ける・・・。
もうほんとにいい歳なんだなー、スタローン。
最初からライバル的に登場する殺し屋は、絶対ラストで雇い主を裏切る!っていうオーラが出ていましたが、ラストは意外とあっさりで拍子抜けしました。
ホットロード [は行]
紡木たくの名作コミックを能年玲奈と三代目J Soul Brothersの登坂広臣主演で映画化。孤独な14歳の少女・宮市和希は、夜の湘南で出会った「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年・春山洋志に惹かれていくが…。
原作未読ですが、さすがにタイトルと漫画家さんは知っているので、いまさら映画化ってどうなんだろう・・・と気になって観てみました。
登坂広臣くんも能年玲奈ちゃんも、上品すぎないですか?(^^;)
当時の暴走族ってあんなんじゃなかったような・・・・。
和希の心の傷は伝わってきたんだけど、それ以外はいまいちピンと来なかったなぁ。
まぁ、暴走族の話自体が共感できないからかもしれませんね。
ホットロード 全4巻完結(マーガレットコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 紡木 たく
- 出版社/メーカー: 集英社
- メディア: コミック
ホットロード OFFICIAL BOOK 能年玲奈&登坂広臣
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
陽だまりの彼女 [は行]
松本潤、上野樹里主演のファンタジックラブストーリー。彼女なしの冴えない毎日を送る新人営業マンの浩介は、ある日取引先で中学時代の同級生・真緒と再会。浩介は初恋の相手だった真緒と再び恋に落ちるのだが…。
注)ネタバレあり
原作は未読です。
もてないサラリーマンに松本潤はないよなーと思うけど、意外と良い感じでした。そしてヒロインの上野樹里ちゃんがかなりかわいく描かれている(^^)/
映画的には最初から子猫を助ける描写だし、ファンタジーラブストーリーとか書いてあるし、伏線もかなりあるので、ほぼ最初から真緒の正体がわかってしまうところが、いいのか悪いのか・・・と言ったところ。
ただ、空白の10年間が真緒にとっては無駄な時間に思えて、もっとなにか行動を起こせなかったのか?と思ってしまうのでした。
真緒の記憶が人々から消えてしまうという設定はかなり悲しいけど・・・。
でも、またすぐに出会う描写はどうなんだろう。
もう少しオブラートに包んでほしかった。
バトル・ハザード [は行]
ドルフ・ラングレン主演によるSFアクション。近未来。ウイルス性のゾンビが蔓延る街に取り残された令嬢・ジュードを救出するため、マックス・ガトリング少佐が部隊を率いて街に乗り込む。ジュードを見付け出した彼は、命懸けの脱出作戦を敢行するが。
B級だし、ドルフ・ラングレンだし!と甘く観ていたら、意外と面白かった・・・(笑)
流行りの早く動くゾンビと果敢に闘うドルフ・ラングレン。一体、どのくらい倒しているのか?
ゾンビがはびこる街の中で娘を探して救出する、というありがちな内容ではあるのですが
生き残っている人たちの救出には目もくれない主人公とか、さすがドルフ・ラングレン・・・。
(ほめ言葉)
途中から、なぜかゾンビを殺戮しまくるロボットが登場したりして、意外性もありました。
いろいろ突っ込みどころはあるけど、なんだかんだで楽しかったです。
振り子 [は行]
お笑い芸人を経て、パラパラ漫画家として活躍する鉄拳が発表した、日本のみならず世界中で感動を呼び続けているアニメーション「振り子」の実写版。21世紀の明るい夢を待望する大介とサキ。1組の夫婦に差し込む“取り戻せない時間”。しかし、人生の荒波に翻弄されながらも健気に生き続ける者には必ずなにがしかの奇跡が起きる…。
鉄拳のパラパラ漫画は素晴らしいと思いますが・・。内容はどうなんだろう?
これ、そんなに感動的な脚本?
ダメ男と、ダメ男が好きな女性の話のような・・・・(^^;)
サキが健気すぎるのが泣けるのかな?
取り戻せない時間を後悔するダメ男に同情?
奇跡が起きない、という設定はリアルだったけど、娘の婿・・・・。その人でいいの?ていうかこの出会いが奇跡なの?わ、わからない。
ただ、時間は取り戻せないから今を精いっぱい生きろ!家族を大切にしろ!という意思は伝わってきます。
ヘルタースケルター [は行]
ヘルタースケルター スペシャル・プライス [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: Blu-ray
岡崎京子の同名コミックを蜷川実花監督が沢尻エリカ主演で映画化。芸能界のトップスター・りりこ。その美貌は目ん玉と爪と髪と耳とアソコ以外は全部作りものという全身整形によるものだった。やがて、手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始め…。
原作、読んでます。衝撃的な内容なので、これの実写化は気になっていました。
「さくらん」のときと同様、蜷川実花監督が豪華絢爛なセットや衣装を惜しみなく使用しているゴージャスな映画に仕上がっていました。色使いもさすが。
主役のりりこに沢尻エリカを抜擢したのも当たり!です。彼女以外にりりこは演じられない気がする。
体当たりの演技が素晴らしかったです。
ただ、他の俳優さん、女優さんのキャスティングはいまいちだったような・・・・。
有名な人を採用しとけばいいってもんじゃないと思うんですよね。
特にマネージャーはちがーう!!寺島しのぶなら脱いでくれるから・・って感じなのかなぁ。そしてマネージャー彼氏が綾野剛ってかっこよすぎるわ!ちがうの!!
大森南朋の検事も、実写でセリフ言うとクサくてね・・・(笑)
原作より良かったのは、美容整形外科医を演じた原田美枝子くらいかな。冷たい感じが良く出ていました。
内容的にはほぼ原作と同じだったので、そんなにそれてはいないと思います。
ただ、後半のマネージャーの葛藤とか、妹の変貌の過程とかは省かれているので、ちょっと「あれ?」って感じではありますが・・・・。
一番の見どころは、数秒しかないカットのために、沢尻エリカが一体何着の衣装を着て、メイクをしたのか。というところでしょうか。
蜷川実花写真集 ヘルタースケルター HELTER-SKELTER MIKA NINAGAWA
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- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 単行本
ヘルタースケルター 映画・原作 公式ガイドブック (Feelコミックス)
- 作者: 岡崎京子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/07/06
- メディア: コミック
ファイナル・デスティネーション [は行]
死の運命から逃れようとする高校生たちの姿を描いた、ジェームズ・ウォン監督が贈る衝撃のサスペンスホラー。
ナニコレ。なんで、アマゾンレビュー、こんなにいいのだろう。(^^;)
ほんとは死ぬはずだった高校生と教師が、死の筋書きによって、死からは逃れられないことを知る。けれど死を回避するため、もがく主人公。
という設定はまぁ面白いんだけどさ・・・・。
注)ネタバレあり
まず、主人公のアレックスがバカすぎて、イライラさせられました。
教師の家行って助けようとするのはいいけど、包丁握ったり、そのまま逃走したり・・・・。
自分、犯人じゃないのに、犯人です!って言ってるようなものじゃないですか。
FBIの人に釈放されたなら、一緒に家に行ってもらえばいいのに。
っていうバカすぎる行動ばかりしている(笑)
そして、なぜアレックスに予知夢が見えたのか?とか親友の死体安置所でドヤ顔で「死の筋書きがある!」とか言っていた警備員?は何者なのか?
というモヤモヤしていた肝心の部分の答えが全くないんだけど!!
そして最後は「飛び越えたから、次は・・・」とか言ってるし。
そしたら、ただ順番が変わるだけで、なにも回避できないじゃん・・・。
これをじいちゃんになるまで回避し続けるってことかしら。
モヤモヤしたままで、このラスト。がっかりでした。
ん?これ続編あるの?
いや、もういいです・・。
ホビット 決戦のゆくえ [は行]
ピーター・ジャクソン監督によるアクションファンタジー3部作の完結編。冒険の旅に出たホビット族のビルボ。遂に世界を二分する決戦の火ぶたが切って落とされる。
144分と長い映画なのに、全然長さを感じないくらい楽しめました!
竜との対決の結果は想像できたけど、その後のいろんな種族の決戦はすごかった~。これ、CG?
そして、金に目がくらんでしまったドワーフのトーリンと、ホビットのビルボとのやり取り、友情のゆくえの描き方が良かったです。
ハッピーエンドではないんだけど、ホビットの温かさに救われました。
それで、結局アーリン石はどうなってしまったのか?とか
城はどうなったのか?とか、街は再建できたのか?は全く描かれていないのが残念なんだけども・・・。
リングシリーズでわかるんでしたっけ?
もうすっかり忘れてしまったので、またリングシリーズも観たくなりました!
ホビット 竜に奪われた王国 [は行]
ピーター・ジャクソン監督によるアクションファンタジー3部作の第2部。ホビット族のビルボと13人のドワーフたちが、スマウグに奪われた王国を取り戻すべく壮大な冒険に旅立つ。
2作目!
オークに襲われつつ、今回は竜との対決がメイン。
竜スマウグが、普通に話せるし、なんでもわかっているのにびっくり。もっと怪物ちっくだと思っていたので意外でした。
あと、今回は待望のエルフ登場!!王子・レゴラス と 闇の森の守備隊長タウリエルの二人が美しくて強くてうっとり(^^) タウリエルとキーリの今後も気になります。
それにしても、灰色の魔術師ガンダルフのいい加減さが笑える。
ってことで、早く続きを観ますよ!!
映画 ホビット 竜に奪われた王国 オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: CD
ヒステリア [は行]
女性のための“大人のおもちゃ”の誕生秘話を描いたラブコメディ。19世紀末、ヴィクトリア朝最盛期のロンドンでは女性特有の病とされるヒステリーが蔓延していた。そんな中、婦人科の権威・ダリンブル医師が、あるマッサージ治療を生み出し…。
一体どんな内容?なんか下品なのかなぁ・・・?と不安になりながら観ましたが、良い意味で裏切られ、とても楽しい映画でした!!(^^)
主役の医師がイケメン、かつ真面目で前向きな人なのも好感持てるし、お金持ちの友人の心の寛大さや、発明品への情熱などもさらっと描かれているのがイイ。
理想とする女性と奔放な姉との対比。恋愛ものとしては、ラストにどうなるかはほぼ見えてしまうけれど、どんな風に妹→姉へ心がシフトしていくのかも見どころ。
時代的背景も描きつつ、女性の心の心理も描きつつ・・・。恋愛ものとしても、ちょっぴりコメディなのも、全てのバランスが良い作品でした。
なんだか最後は幸せな気持ちでいっぱいになった!
人におすすめしたい映画です。(^^)